新型コロナウイルスの感染もなかなか収まらず、2021年7月8日の段階で東京に4回目の緊急時代宣言発令が表明されました。

神奈川県は8月22日まで「まん延防止措置」を延長すると言われていますが、長引く新型コロナ対策により、飲食店やその他関連事業者の方々が経済的に大きなダメージを受けていることは否めません。

飲食店には協力金という仕組みがありますが、それ以外の事業者向けにも経済産業省の「月次支援金」という給付金があります。

月次支援金は、2021年4月以降に実施された緊急事態措置・まん延防止等重点措置による休業・時短英営業・外出自粛等の影響を受けた中小法人等や個人事業主を支援するために設けられた給付金制度。要件を満たす方は、中小法人等で一月最大20万、個人事業主は一月最大10万円の給付を受け取ることが出来ます。

経済産業省の取り組みとは別に、神奈川県は独自の取り組みとして「神奈川県中小企業等支援給付金」を発表しています。

「神奈川県中小企業等支援給付金」は、経済産業省の月次支援金受給者に上乗せして給付金を支払うというもの。

給付対象となる場合、中小法人等は一月定額で5万円、個人事業主は一月定額2.5万円を受け取れます。

郵送による申請は2021年7月1日（木）～10月31日（日）ですが、電子申請は2021年7月下旬（予定）から10月31日までとの発表にとどまり、詳しい開始日はまだ発表されておりません。（2021年7月8日現在）

「神奈川県中小企業等支援給付金」の給付対象となる期間は2021年４～6月の3ヶ月。

申請に必要な書類は下記のとおりです。

1. 給付申請書兼宣誓・同意書
2. 月次支援金の給付通知書の写し
3. 振込先の通帳等の写し
4. 履歴事項全部証明書の写し ※法人のみ
5. 本人確認書類の写し ※個人事業者の場合のみ
6. 確定申告書第一表（令和２年分）※個人事業者の場合のみ

その他、「神奈川県中小企業等支援給付金」についての詳細はこちらをご覧ください。

必要な方に情報が行き届き、事業継続の支えとなることを祈ります。

▼関連リンク

月次支援金のWebサイトはこちら