2021年4月18日（日）から、川崎市の麻生区新百合ヶ丘周辺では《アルテリッカしんゆり2021》が始まります。

《アルテリッカしんゆり》とは、毎年ゴールデンウィークの時期に行われている川崎市の芸術祭のことで、音楽・映画・演劇・伝統文化など、子どもから大人まで楽しめるイベントが、新百合ヶ丘駅周辺の各地で数日間にわたって開催されます。

中でも大型のイベントの一つは、昭和音楽大学内にある《テアトロ・ジーリオ・ショウワ》にて開催されるオペラ。

日本オペラを上演する団体である《日本オペラ協会》と、日本で一番歴史があるオペラ団体《藤原歌劇団》による2本立てオペラ公演です。

人気のため、一時はチケットが入手困難となっていましたが、2021年4月16日現在では追加販売が行われています。

この芸術祭は、新百合ヶ丘のさらなる町づくりを目指した地域の方々の手によって始まったイベントで、2009年の発足から10年余り続いてきました。

《アルテリッカ》は、イタリア語の《Arte（芸術）》と《Ricca（豊富な・豊かな）》という単語を組み合わせて、《豊かな芸術》を意味する言葉としてと名付けられたそうです。

2020年のコロナ禍においては、イベントの自粛要請や緊急事態宣言の影響により、「アルテリッカしんゆり」関連のほとんどの公演が中止と延期に追い込まれましたが、寒き冬を乗り越えたこの春、2021年4月18日～5月16日に新百合ヶ丘の町に芸術のお祭りが帰ってきます。

普段は劇場に足を運ぶ機会がない方も、《アルテリッカしんゆり2021》で生の芸術を楽しんでみてはいかがでしょうか。

イベントによって会場が異なりますので、イベントスケジュールや詳細は《アルテリッカしんゆり2021》公式Webサイトでご覧ください。

▼開催地の中心となる新百合ヶ丘駅はこちら

▼テアトロ・ジーリオ・ショウワはこちら

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