【川崎市麻生区】麻生区で富士山まで望めるお散歩スポット《王禅寺見晴し公園》
麻生区王禅寺の丘の上にある《王禅寺見晴し公園》は面積が128㎡という小さな公園です。
《公園》とついてはいますが、子どもが遊べる遊具などの設備は無く、敷地の中に展望台とベンチがある程度のシンプルなところなのですが、《見晴し公園》という名前が付けられるだけのことはあり、ここからは非常に美しい景色を拝むことが出来ます。
ちなみに、この公園のあたりの坂道は以前《鍋ころがし》と呼ばれていたそうです。
その昔、義経と弁慶が馬と共に急な坂道を越えて行こうとした時に、乗っていた馬が足を滑らせ落馬しそうになりました。その時に鞍の後ろにつけてあった鍋の紐が切れて断崖に落ちていったという言い伝えがあり、《鍋ころがし》と呼ばれる由来になっているとの事。
鍋が転がる程の高台にあるということもあり、《王禅寺見晴し公園》からは美しき山々が見えます。
晴れて空気が澄んだ日には富士山まで見渡すことが出来るスポットです。
夕日が沈んでいく様子もきれいに見えます。
敷地内には立派なハナミズキの木があり、3月中旬には満開の花を咲かせています。
白く花開くハナミヅキ越しに、沈む夕日を拝むことができ、桜とはまた少し違った春を感じることが出来ます。
早朝の朝日も、夜の街の明かりも、どんな時間帯でも町を美しく見渡せる《王禅寺見晴し公園》。
公園までの坂道は足腰を鍛えるための運動にもなりますし、麻生区のお散歩コースにオススメのスポットです。
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