【川崎市麻生区】住宅地の中に突如現れる五重塔「香林寺」旅行気分を味わえます。
川崎市麻生区細山の住宅街の中に、ひっそりと佇む五重塔があることをご存じでしょうか。
神奈川県川崎市麻生区の細山にある香林寺(こうりんじ)は、臨済宗建長寺派の寺院です。敷地内には立派な五重の塔があり、この香林寺一体は平成16年度に「次世代に受け継いでいきたい麻生区の魅力」というテーマで募集された「ふるさと麻生八景」にも選ばれています。
香林寺までの行き方は、百合ヶ丘駅もしくは読売ランド前駅から徒歩15分程度。
公共交通機関を利用される場合は、小田急小田原線「新百合ヶ丘」駅からバスに乗り、「千代ヶ丘七丁目」または「細山交番前」の停留所が最寄りになります。
お寺の境内の奥に進むと「かんのん道」があり、その先に五重塔があります。
この五重塔は1987年(昭和62年)に細山地区と金程地区の五大事業の完成を記念して建立されたもの。
日本唯一の禅宗様式で、インドで作られた「釈迦初転法輪像」が安置され、外陣には地元の苧(からむし)を使って造立された「脱活乾漆造」の四天王像が納められています。
非常に立派な建物なのに、あまり目立たないところに潜んでいるので、普段の日は人も少なくのんびりと過ごすことが出来ます。
五重塔越しに見る東京はなかなかステキな眺めで、ちょっと他の土地に旅行したような気分を味わえます。ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
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